子供向けの将棋駒選び
将棋をやる、となれば、何はともあれ道具選び。
子供が「将棋がやりたい」と言うきっかけは何だったでしょうか?
家に将棋駒があった場合はそれで始める事になると思いますが、児童館やお友達のお家で将棋を知った場合は、まずは自宅用に将棋セットを手に入れる事になると思います。
探してみると、子供向けのわかりやすい将棋駒セットがありました。
くもん「NEWスタディ将棋」
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おもちゃ売り場だけでなく書店に並んでいて、
触れるサンプルが置いてあるお店もあるので見かける機会が多いかも知れません。
今をときめく藤井聡太七段も、5歳の頃おばあちゃんにこのスタディ将棋で教わったのが将棋との出会いなんだそうです。
何と言っても良いのは、駒自体に動き先が描いてある事。
「将棋」というのを意識しないような小さな子でも、駒に描いてある動きができるんだよ、それで交互に動かして戦うよ、というのがすぐわかるし、やっていくうちに
「この駒はこういう動きなんだな」
というのが自然と覚えられるようになっています。
というか、やらせてみると子供達は本当にすぐに覚えてしまいます。漢字を読める親より早かったかも。漢字自体は、最初はマークのようなものとして見ているようです。
(じきに本やカレンダーで目にするようになって、金や王といった将棋駒に書かれている漢字から読めるようになって行きましたw)
個人的にはこの「NEWスタディ将棋」の木の質感が好きでした。指ざわりが良くて積み木のような親しみやすさがあり、盤に置いた時にも、ポコっという優しい音がします。
あと少し駒自体が大きいので、小さい子がうっかり口にしたりしても飲み込みずらいのも安心です(将棋に興味を持つくらいの年齢の子は大丈夫だとは思いますが、下の子が居たりするとね💦)
駒に行き先が描いてある将棋セットは他にもありました。木のもの・プラのもの、盤面が布で持ち歩きやすいもの・キャラクターが付いているものなど。どれを使っても、多分子供はすぐに駒の動きを覚えてしまうんじゃないかと思います。
神戸の将棋やさんいつつ「将棋盤駒セット~入門駒ver~(布盤+駒袋、入門駒)」
布の盤面で持ち運びが楽そう。ちょっと丸っこい駒や付属の袋もかわいい!
ウッディプッディ「はじめてのしょうぎセット」
こちらも木製のまるっこい駒がかわいい。
3筋ごとに太い線になっているので駒の場所や動き筋がわかりやすそう。
ハローキティ版もあって、女の子にもいいですね。
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パビリオン「マスター将棋」
駒はプラ製なのですが、盤面が厚紙製の様なのでちょっと注意が必要です。
盤には初期配置用のマークが書いてあって並べるのが簡単なのと、成った時に真っ赤なのはわかりやすいかも。
ドラゴンボール版とかワンピース版もあり、どちらかと言えば男の子向きかな?
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ドラえもん「はじめての将棋&九路囲碁ゲーム」
ついでに囲碁もできちゃう、ドラちゃんの将棋。1粒で二度おいしい……と思ったら、すごろくにリバーシ、推理ゲームなど20通りの遊び方ができるんだそうです。
ただしこちらも盤面は紙製。プラ駒。
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ただ、本当に駆け抜けるように覚えてしまうので、実際は行き先の描いていない普通の駒を使って「こうやって動くよ」と教則本やメモに書いて見ながらやっていっても大丈夫だとも思います。(最初の頃は都度聞かれるので、やっぱり駒自体に描いてあった方がより楽ですがw)
ちなみにいざ普通の駒で指せるようになると、(くっきり行き先が描いてあって真ん中の駒文字が小さい分)スタディ将棋だと逆にわかりにくいです。将棋屋いつつの駒やウッディプッディの駒ならデザイン的に駒文字が割と読みやすいので、長く使えるかもしれないですね。